夫婦円満の秘訣 その①
これから結婚式を挙げるお二人が、前撮り写真や結婚写真をいつの日かお子様と一緒に家族で仲良く語らいながら眺める日々があることを私たちスタッフ一同は楽しみにしております。
前撮りや結婚写真をいつまでも大切な想い出として振り返るために、夫婦円満の秘訣を結婚した先輩方からお話頂きましたのでご紹介いたします。
結婚生活を送ったことのない人にとって、それは未知の世界です。希望と幸せに満ち溢れている世界のように見えても、経験がないがゆえに、不安を感じたりもするでしょう。経験したことのある人にはわかることですが、結婚は、恋愛とはまったく違うものです。恋愛相手とうまくいっていたからといって、必ずしも結婚してもうまくいくとは限りません。逆に、お付き合いする期間はほんの少しだったにもかかわらず、結婚しても夫婦として仲良く幸せに暮らすカップルもいます。結婚は、ふたを開けてみなければわからないのです。ですが、ふたを開けてみた後の努力次第で、夫婦としてのその関係性も変わるものです。努力と言ってしまうと、少々面倒なイメージがあるかもしれませんが、「秘訣」と考えると気楽にとらえることができるものです。では、夫婦生活を円満にするための秘訣にはどんなことがあるでしょうか。
前撮りはお二人の想い出
<共通の趣味を持つ>
共通の趣味があるということは、夫婦にとって何よりも強みでしょう。好きなこと、没頭できることが身近にいる人と同じだと、こんなに嬉しいことはないからです。少なくとも、会話が弾むので、関係が冷え切ってしまう確率も低くなるものです。趣味は価値観の現れでもあるのです。そんな趣味が共通していると、価値観をより多く共通して持っていることになるので、夫婦円満の秘訣となります。また、共通の趣味がなく、相手の趣味に理解を示すことができない時は、お互いそれぞれの趣味を楽しめばそれでいいのです。中途半端に相手の趣味に関わることはできるだけ避けた方がいいでしょう。それよりは、お互いの趣味には干渉しないようにし、それぞれ世界に没頭する方が夫婦関係はうまくいくものです。特に男性の趣味は、女性には理解しがたいものが多かったりします。理解できない時は、金銭面が許す限り、そっとしておく方が関係はうまくいくものです。
<一緒に出かける>
できるだけ夫婦で外出するようにしましょう。子供がいて、小さいうちはなかなか難しいことでしょう。ですが、あえて夫婦2人で外出する機会を設けるのです。家の中で夫婦2人きりで過ごす時間も大切ですが、外出することはもっと大事です。外出するということは、それなりの服装、スタイル、ファッションと自分自身の身なりに気を遣うことになります。自分の身なりに最大限の努力をして出かけることで、夫婦関係にも刺激を与えることになるのです。自宅でいる姿はお互いに見慣れている姿ですが、外出する時の姿は、服装が変わったりメイクが変わったりと、変化がみられる姿でもあるのです。特に男性は、女性にはいくつになってもきれいでいて欲しいと密かに願っているものです。すっぴんまで見られている相手だからと言って、気を抜いてばかりではよくありません。時にきれいに着飾った、そのような姿を見せることが、夫婦にはとても大事でお互いの関係性を深めることにもなるのです。子供が小さくて外出が難しいときは、頻繁でなくとも、できるだけそのような機会を設けることを意識してみましょう。
<お互いの話をよく聞く>
夫婦にとって、会話は生命線でもあります。会話がないと夫婦は、まずもってうまくいきません。会話は、互いの意思疎通をはかるための大事なコミュニケーションツールでもあるからです。スマホなどで会話をすませる夫婦もいると聞いたこともありますが、こんなに残念なことはないでしょう。目と目を見て話をすることと、スマホでする会話では、まったく意味が違ってくるからです。単身赴任などで、離れて暮らす夫婦ならばそれも仕方ありませんが、どうせ同じ屋根の下に暮らしているのなら、きちんと目を見て会話をしましょう。そして、それプラスで大事なことが、相手の話にきちんと耳を傾けることです。特に男性は、会社でのトラブルや出来事をたくさん抱えて帰ってくるものです。相手が話を始めたら、まずは耳を傾けることが夫婦にとってはとても大事です。後で聞くから、と後回しにしてしまったり、今忙しいと突っぱねてしまうと、話をする気が失せてしまうものです。そのようなことが積み重なると、話をすることさえしなくなってしまうのです。相手が何かを話し始めたら、まずは耳を傾ける癖をつけることが大事です。あなたの話を聞いています、という姿勢が伝わるように気を付けましょう。
<食事は全力で>
これは、女性側にいえることですが、食事の準備は全力で取り組みましょう。近年は、女性の社会進出が進み、女性も男性と肩を並べて働く時代です。共働きの家庭が増え、働いている女性も増えたことから、女性の家事の負担は重くなるばかりです。そんな状況だからこそ、上手に手抜きをしながら、または時短テクニックを駆使しながら料理も作る必要があります。ですが、あからさまに手抜きとわかる料理ばかり食卓に並べてはいけないのです。もちろん、おいしい料理を作ることがベストです。ですが、時間が許さなかったり、料理が苦手だったり、なかなかそうもいかない人も多いものです。そんな場合でも手抜き料理を平気で出すのではなく、とにかく全力で作った料理であるということをアピールするような料理を出すことが大事なのです。手抜き料理だったとしても、それを悟られないような努力が必要なのです。自分のために作ってくれた料理が、仮においしくなかったとしても、一生懸命作ったという形跡がみられると、それだけで許せたりするものなのです。胃袋をつかむということは、そういうことでもあるのです。
<相手を敬う>
簡単なようで、意外と難しいことかもしれません。人間はその関係性に慣れてしまうと、相手に対するすべてのことが疎かになってしまう生き物です。慣れた関係が続くことで、恋愛感情が薄まり、相手への尊敬の念も薄れていってしまうこともあるでしょう。ですが、あえていつも相手への尊敬の念を心に持つことで、恋人時代のような恋愛感情でなくとも、形を変えた家族愛として、存在することができるのです。常に、相手を敬う気持ちを忘れないように心掛けることが、夫婦関係には絶対不可欠なのです。