今回は冬に前撮りをされた先輩花嫁からの投稿です。
私が、前撮りしたのは12月でした。白無垢、色内掛け、カラードレス、など4ヶ所で撮影しました。冬だったので寒いだろうと考えていましたが、その日は天気も良くポカポカ陽気でした。一着ごとに式場に帰って着替えたりするのが大変でしたが、撮影した場所が色んな所だったので楽しかったです。私が行ったのは、白無垢の時は当日式を挙げる神社で、色内掛けは海岸で撮りました。そこは観光地になっていたので、当日天気も良かったのもあり、外人さんの観光客が多く沢山の人に祝福して貰い、写真も沢山の人と撮りました。外人さんには、着物だけでも珍しいのに、白無垢や色内掛けなどは、めったに見る事が無いようでしたので、とても喜ばれました。
予定の時間はオーバーしましたが、皆さんに喜んで貰えて良かったと思いました。カラードレスは、披露宴会場と町の中に出て撮りました。町の中では丁度学校帰りの小学生に会い、子供達から質問攻めでした。何かの撮影かと聞かれて、ドラマの撮影だよ、とふざけたりしましたが、女の子は憧れでもあるのでしょうが、ドレスを触り、何時までも綺麗、綺麗、お人形さんみたいだと離れず、嬉しくなる様な言葉をかけて貰いました。披露宴会場では、当日は着ない純白のウエディングドレスを着て撮影をしました。当日は神前式でしたが、前撮りの時は、協会に入らせて貰い協会での撮影もして両親が付き添いで来てくれていたので、両親とも一緒に写真を撮って貰い、思い出になりました。そして会場が撮影用に庭など造ってあったので、そこで沢山の写真を撮りました。もう一着は、丁度イルミネーションの時期でしたので、そこに夜行って撮りました。寒かったので撮影と撮影の間に上から羽織るブランケットを持って行きました。そして会場の方が普段は入れない場所への入場を特別に許可を下さり、そこで撮らせて貰いましたが、そこでも会場を訪れていたお客さん達から祝福の声をかけて貰い写真撮影も周りに沢山の人が集まって、芸能人になったような気分でした。

前撮りは、お金も掛かりますし、外に出なくても出来るのですが、一生に一度の事で撮られた方の写真を見ると、自然の中で撮られた写真はやはり違いました。式場とこちらと、カメラマンの方との日程が中々合わず、予定を組むのも大変で、外での撮影となると天候の心配もありましたが、前撮りをして良かったと思いました。それに、式当日は前撮りとは違う髪型や、アクセサリーの付け方など変えて頂いたので、同じ衣装でも違う雰囲気になってとても嬉しかったし、ワクワクする普段では味わえない経験が出来てとても楽しかったです。しかし、前撮りは時間も掛かり食事をゆっくり取ることが出来ないと聞いていたので、一口で食べれる位のおにぎりと、一口チョコ、飲み物を飲むストローなどを母が用意してくれました。式当日とは、また違った思い出が出来てとても良かったです。