前撮り体験についてご紹介します。

式場での撮影・スタジオでの撮影、それぞれに良いところがありますね。

私は実際に挙式、披露宴をおこなう結婚式場で前撮りをしました。
チャペル、披露宴会場、メイク着替え、エステなどがすべて併設されたホテル内の施設です。

式当日は三度も衣装替えをする予定があったので、時間を計って本番さながらに撮影をしました。和装、ウェディングドレス、カラードレスの順に。三種類の衣装を改めて着た印象と、それぞれのヘアメイクをきちんと確認できたことがとても良かったです。

私たちはなかなか予定などが合わずに、前撮りを挙式の三日前に行いましたが、メイクさんと相談して「やっぱり前髪切らないほうがいいね」などと、迷っていた部分を非常に細かく見直しができたのでとても満足でした。
ただ、式場の方もリハーサル的な要素が強いのか皆さん必死でやってくれて、スムーズにスピーディに進んだのは良かったなと思ったのですが、ちょっとロマンチックさに欠けるかな、などとも思ってしまいました。

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当日の式では、前撮り写真をアルバムに添えて互いの両親に渡す予定でしたので、その場でPC画面でデータを確認し、一番良く撮れていた和装の写真を選びました。
それにしても、カメラマンさんの指示通りに笑顔を作るのって難しかったです。新婦の私は、ドレス合わせのたびにメイクさんや夫に写真を撮られていたので、なんとなくは慣れていました。しかし、夫は「俺はいいよ」という感じで衣装合わせもあっさり済ませていたので、衣装を着るのも撮られるのも慣れないようで前撮り撮影でもかなり緊張をしていました。花嫁の肩に花婿が手を添えて、とか普段しないポーズばかり要求されますしね。また、ロケーションもそのときはじめて入る場所だったりしたので、自然な笑顔を作るのは難しかったです。結婚式は花嫁が主役、とよく言いますが、花婿さんになる彼も笑顔の練習をしておいた方がいいかもですよ。
私たちの挙式は冬に行ったので、外での撮影できませんでした。すべて式場内での撮影でしたが、その中でも一番良いな、と思ったのがキャンドルを灯したチャペルでのロケーションでした。とても幻想的な雰囲気で撮影が進み、出来上がった写真もやはり素敵でした。

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時間的にも前撮りをしておいてよかったと思いました。前撮りの日は、午後イチで準備を始めましたが、気づいたらもう夕方になっていた、という感じです。これを当日に撮ったら、、、と考えると恐ろしいです。(両親との写真だけは当日に撮りました)

着替えてメイクをして写真を撮られて、というだけでかなり疲労もしました。式もそうですが、すべてが非日常だから体力面だけでなく心労も大きいのでしょうね。結婚式は体力勝負なところもありますから、負担を分散するためにも、ぜひ前撮りや後撮りがオススメです。また、野外での撮影をしたい方はあらかじめ暖かい時期での撮影で予約をしておくのが良いと思います。